業務実績

病院向け  ICタグによる医療機器管理システム開発
治療用に使用する医療機器の多くは、高額であるため特別な機器管理が必要となります。少ない台数で緊急時にも対応するためには、定期的なメンテナンスをして、常に最善の状態を保つことが必要です。また、移動可能な機器の場合、リアルタイムでその利用者と所在が明らかになっていなければなりません。しかしながら、比較的大手の病院でも医療機器の利用実態、所在確認や修理履歴が管理されていない現状があります。
当社は、株式会社三宅とともに、医療機器のトレーサビリティにICタグを採用し、機器ごとの「使用履歴」や「修理・点検・廃棄履歴」の正確な管理を実現する「医療機器管理システム」を開発いたしました。
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病院向け  患者呼出しシステム
待合室の患者様を呼出して診察室に誘導する方法としては、従来は診察室から氏名を呼出していましたが、個人情報保護法の施行や、予約診療が進んできた背景があり、案内画面に患者番号を表示して呼び出す方法への移行が進んでいます。
FPSでは、特にコスト高の要因であった入力装置にPDAを利用し、無線LANを活用することで、従来のシステムに比べて、導入コストを1/3まで下げることを可能にしました。
また、ASP.NETによるWEBベースにすることで、予約システムとの連携や病院様毎の独自のカスタマイズ要望を低コストで実現いたします。
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健康診断システム
定期的に健康診断は、自分では気づかなかった身体の変化を知る事ができ、病気の早期発見にも役立ちます。
さらには、健康上のリスクを知ることによって、病気の予防や軽減に有効であると考えられますが、そのためには、検診結果を統合的・長期的に管理する必要があります。
そこで、当社では現在、健康診断の結果をデータベースに蓄積して、検診結果の有効活用できるシステムを開発しています。
本システムでは、検診結果のデータベース化によって、
  • 過去何年か分の情報から、総合的な健康状態をみる
  • 特定の項目の検診結果を時系列にグラフ化して表示し、その推移をみる
  • 診察項目をグループ化して特定の症状の危険性をみる
ことができ、主治医の先生に対しても、治療や予防措置に関する判断材料を提供できると思われます。
また、検診結果から、危険性の度合いを自動判定する機能を設けました。
この判定基準の設定には、健康管理センターの先生のご指導のもとに定めていますが、主治医の先生の経験や判断が反映できるように判定基準を任意に設定できる機能も設けています。
高齢者福祉施設向け  福祉システム保守
これまで、FPSでは、医療・福祉のシステムの開発から運用までを担当して参りましたが、本件では、すでに作成運用されている福祉システムをFPSで保守するという特異なケースとなりました。
本システムは、運用から既に5年が経過し、介護福祉制度自体が大きく変貌を遂げる時期にあたっており、システムも制度改正に対応するだけでなく、新しいOSへの対応のためのバージョンアップが必要でした。
バージョンアップには、現行のシステムの運用に支障をきたさないことと、現場の影響をなるべく少なくすることが求められました。このために、可能な限り現状維持を目標にし、入れ替え作業は速やかに完了しなければなりませんでした。
さらには、バージョンアップのコストを押さえることが、特に課題となりました。
本システムの基盤には、WindowsTerminalServer機能を採用することで、上記の要望を実現することができました。
研究機関向け  WEBによる研究成果の公開
Webの情報は、適正に管理するならば、最新の情報を世界中から特別な機器を要することなく閲覧できます。このため、多くの研究機関でその研究成果をWebで公開することが、近年広まってきています。
当社では、公的な研究機関である大学の教授(医学部)からのご依頼により、独自ドメインの取得から、研究成果のWebへの情報公開を担当させていただきました。
教授の研究分野は心臓外科であり、研究成果や手術の症例には文章だけでなく、実際の心臓の画像および断面図による資料を添付することで、理解が進むと考え、3Dによる心臓の画像をCT写真から作成いたしました。
また、過去の研究成果だけでなく、最新で正確な情報をタイムリーに公開するために、情報の作成・更新を教授ご自身で行いたいとのご要望があり、「CMSによるサイト構築」のよってそれを可能にしました。
システムはレンタルサーバ上に構築したので、導入費用を低く抑えることが出来ました。一方、システムの保守は当社で行なうことにより快適にお使いいただけるようになりました。
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銀行向け  営業支援システム
本システムは、今回WEBアプリケーションとして実現されます。
インターネットの普及に伴い、各種業務システムでWebアプリケーション化が進んでいます。Webアプリケーションは、ソフトウエアのインストールやアップデートが基本的にサーバー側の対応のみすみ、管理コストや作業を軽減できるからです。
しかしながら、Webアプリケーションの高機能化に伴い、クライアント側では操作性や応答速度が、サーバー側には負荷が集中するという問題が生じてきました。本来、HTMLは閲覧・検索・リンクのための言語として登場したものであって、業務プロセス処理や高度な表現力を実現するには限界があり、リッチクライアントソリューションが台頭してきました。
今回担当した「営業支援システム」では、Flex-Flash Playerを、開発環境・実行環境として開発を進めています。
Flex-Flash Playerは、リッチクライアントソリューションの実現方式の1つであり、Webを基盤技術としながらも、アプリケーションロジックをクライアント側にも配置することによって、
  • 高機能のアプリケーションサービスの提供
  • サーバ負荷やネットワーク負荷の削減
  • 豊かな表現力
を実現します。
Flash PlayerはWebブラウザ用プラグインとして無償で提供されているので、不特定多数のWebアプリケーションには最適といえます。

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